<職場のblog>
大工手刻みの家―――大工が作業場で木を削り、ホゾ・ホゾ穴を加工し、組み上げていく家のことです。それに対して現在では、手間を省くため『プレカット』といって、あらかじめ工場で木を設計図のサイズに切って加工したものをボルト等の金属で締めて住宅を建てていく工法が主流になっています。
想像がおつきになると思いますが、手刻みの家には熟練の技と、手間暇(時間)がかかります。
しかしながら、このホゾでしっかりと組み合わされた住宅は、地震に強く、しなって揺れを逃がすそうですよ~。
以前のgooブログに、過去にこの工法で建てたときの記事がありましたので、よかったらご覧ください。(2012年ですって!?)
◎http://blog.goo.ne.jp/asadakentiku/e/c77e957f290a1b051f76b018cd2dfb54
↓ 以下、上棟の模様です。木材の墨付けやホゾの様子をご覧ください。
これぐらいの規模のお家の棟上げは、だいたい1日です。
もちろん、通常の大工さんの他に応援を頼んでますが、これらの手間がかかる作業を1日で・・・・というのに、私はいつも感心させられます。
どうぞ、安全に作業を続けてください。
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